近年、地球温暖化やエネルギー価格の高騰が深刻化しており、省エネ性能の高い住宅への関心が高まっています。
そんな中、国土交通省は、子育て世帯や若者夫婦世帯が省エネ性能の高い住宅を手に入れやすくするため、「子育てエコホーム支援事業」という補助金制度を設けました。
当社の建売・分譲住宅でも子育てエコホーム支援事業の補助金を受け取ることができます!
本ブログでは、子育てエコホーム支援事業について、分かりやすく解説します。
1.子育てエコホーム支援事業とは?
子育てエコホーム支援事業は、国土交通省が推進する補助金制度です。
子育て世帯や若者夫婦世帯が、省エネ性能の高い新築住宅の取得や住宅の省エネ改修を行う場合に、最大100万円の補助金を受けられます。
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※2024年6月26日時点の情報です。詳しくは国土交通省WEBサイトまたは子育てエコホーム支援事業公式WEBサイトをご確認ください。
2.子育てエコホームを利用するメリット
建売・分譲住宅で子育てエコホームを利用するメリットはたくさんあります。
- 初期費用を抑えられる:最大100万円の補助金を受けることで、住宅取得や省エネ改修の費用負担を軽減できます。
- 光熱費の大幅削減:省エネ性能の高い住宅は、光熱費を大幅に節約できます。年間数十万円の節約も夢ではありません。
- 快適な住環境:高断熱・高気密性能により、室温が安定し、夏涼しく冬暖かい快適な住環境を実現できます。
- 資産価値の向上:ZEH住宅は、将来の省エネ基準義務化への対応や、災害時の安全性向上などが期待できるため、資産価値の高い住宅として評価される傾向があります。
- 地球温暖化対策に貢献:省エネ住宅に住むことで、CO2排出量を削減し、地球温暖化対策に貢献できます。
3.子育てエコホームを利用できる条件
子育てエコホームを利用できる条件は、以下の通りです。
3.1 新築住宅
新築住宅の場合、以下の基準を満たす住宅が対象となります。
- 長期優良住宅
- ZEH水準住宅
これらの基準を満たす住宅であれば、最大100万円の補助金を受けられます。
※その他細かな基準がありますので、詳しくはお問い合わせください。
3.2 既存住宅の省エネ改修
既存住宅の場合、以下の基準を満たす住宅が対象となります。
- 断熱性能の向上
- 高効率設備の導入
他にもございます。
これらの基準を満たす住宅であれば、最大60万円の補助金を受けられます。
※その他細かな基準がありますので、詳しくはお問い合わせください。
ただし、子育て世帯または若者夫婦世帯が取得する場合に限ります。
子育て世帯とは…
申請時点において、2005年4月2日以降に出生した子を有する世帯です。
※2024年3月31日までに建築着工するものについては、2004年2月以降
若者夫婦世帯とは…
申請時点において夫婦であり、いずれかが1983年4月2日以降に生まれた世帯です。
※2024年3月31日までに建築着工するものについては、1982年4月2日以降
建売・分譲住宅でも子育てエコホームは使える?
もちろん使えるよ! ベスト・ハウジングは、子育てエコホーム支援事業の基準を満たす、省エネ性能の高い建売住宅を豊富に取り揃えています。
4.ベスト・ハウジングの建売・分譲住宅で補助金を活用
当社では、子育てエコホーム支援事業の基準を満たした建売・分譲住宅を多数ラインナップしております。
高断熱であることはもちろん、太陽光発電システムや蓄電池などを標準装備した住宅もご用意しております。
省エネ性能だけでなく、デザイン性や機能性も兼ね備えています。
4.1 ベスト・ハウジングの魅力
4.1.1 断熱性能
断熱性能とは、住まいを外部の熱から遮断する能力、つまり、夏は涼しく冬は暖かい空間を保つ能力を指します。
断熱性能の高い家は、夏は涼しく冬は暖かく、冷暖房費を抑えることができます。
また、室内の温度差を小さくすることで、結露の発生を防ぎ、カビやダニの繁殖を抑制する効果もあります。
断熱性能を評価する指標
断熱等級:住宅の断熱性をわかりやすく表す5段階の指標です。等級5は、2022年4月に新設されました。
その後、2022年10月に等級6、等級7が新設され、7段階の指標となっています。
ベスト・ハウジングは、ZEH水準「等級5」を取得
2022年10月に等級6、7が新設されたので、取得できるように動き出しています!
断熱性能を高めるための技術
高断熱材の使用:高断熱材の使用:高性能グラスウールの高断熱材を使用することで、熱の出入りを大幅に抑えています。
気密性能の向上:サッシや壁の隙間を丁寧に施工することで、外部からの熱の出入りをさらに抑え、省エネルギー効果を最大限に高めています。
窓の断熱性能:断熱性能の高いLow-E複層ガラスを使用することで、窓からの熱損失を大幅に低減しています。
4.1.2 一次エネルギー消費量(省エネ性能)
一次エネルギー消費量とは、建物の暖房や冷房、給湯などに使用されるエネルギーの量を指します。
一次エネルギー消費量が少ない家は、光熱費を大幅に節約でき、環境にも優しい家といえます。
一次エネルギー消費量を評価する指標
一次エネルギー消費量等級:国土交通省が定める省エネ性能の指標で、6段階に区分されます。
等級6は、2022年4月に新設された最も省エネ性能が高い等級です。
ベスト・ハウジングは、最高ランク「等級6」を取得
※BEIとは…
設計時に想定されるエネルギー消費量と基準エネルギー消費量の比率を比較した指標で、エネルギー削減率を示します。BEIが低いほど、省エネ性能が高いことを意味します。
一次エネルギー消費量を減らすための対策
断熱性能の向上:断熱性能を高めることで、暖房や冷房に使用するエネルギーを大幅に節約できます。
省エネ設備の導入:高効率な空調設備・換気設備・給湯設備・照明設備や太陽光発電システムなどの省エネ設備を導入することで、エネルギー消費量を削減しています。
断熱性能等級との違い一次エネルギー消費量等級と断熱性能等級は、いずれも住宅の省エネルギー性能を評価する重要な指標です。一次エネルギー消費量等級は、住宅全体のエネルギー効率を評価する指標で、暖房、冷房、給湯などすべてのエネルギー消費量を一次エネルギーで換算したものです。
断熱性能等級は、住宅の外皮(壁、天井、床など)の断熱性能に焦点を当てた指標です。
これらの指標は、快適性や省エネ効果だけでなく、環境負荷の低減にも貢献します。
当社の分譲住宅は、いずれの指標においても上位等級を取得しており、持続可能な住まいを実現しています。
4.1.3 長期優良住宅
当社の4月着工の物件より長期優良住宅認定を取得するようになったため、補助金最大100円を受け取れる物件もございます。
上記以外にもベスト・ハウジングは、6つの住宅性能評価で上位等級を取得した、安心・快適な住まいをご提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
5. 子育てエコホームの最新情報
子育てエコホーム支援事業は、2024年6月現在も継続されています。交付申請期間は、2024年4月2日~予算上限に達するまでとされています。
予算総額は新築が2,100億円、リフォームが400億円(令和5年度補正予算、令和6年度当初予算)です。
申請をお考えの方は、お早めにご相談ください。
6.まとめ
子育てエコホームは、光熱費の節約、快適な住環境、省エネへの貢献、補助金の活用など、様々なメリットがあります。
当社は、ZEH住宅を含む、子育てエコホーム基準を満たした建売・分譲住宅を豊富に取り揃えています。
子育てエコホームについて詳しく知りたい方は、当社までお気軽にお問い合わせください。