新築を購入、建てる際に和室は必要か。
こんにちは。ベスト・ハウジングWEB担当のミワです。みなさん、お家の購入を検討される場合、またお家をご自分で建てられる場合には、自分たちの住みやすいように、あとあと後悔のないようにと1つ1つ慎重に検討しながら決められると思います。その中で様々な疑問、悩みがでてくると思います。
その1つとして「家を購入、建てる際に和室は必要か。」こちら、一度は迷われるのではないでしょうか。
今回は、和室のメリット、デメリットについてお話したいと思います。
私の家には和室が1部屋ありますが、誰かが泊まりに来るときや勉強に集中したいとき以外に使用したことはあまりなく、普段は誰も使っていない状態です。来客の際には玄関横なので便利だなと感じる程度です。
襖をあけるとリビングに繋がっているため、リビングが開放的に感じられるのですが、私の家の場合は、家具の配置上、襖の前にテレビを置いてしまっていること。犬を飼っていること。この2点により、和室を開けっ放しにするのは少し抵抗があります。お子様がいらっしゃる場合も和室でお菓子やジュースをこぼしたら。。などと考えてしまうとお掃除が大変ですよね。でもお昼寝スペースとしては良いなぁ。。等、考え始めると悩んでしまいます。それでは早速、和室のメリットについて見ていきましょう。
和室のメリット
■湿度の自然調節
畳の素材であるイ草は、繊維がスポンジのようになっており断熱性・保温性に優れ、湿気を吸収してくれます。さらに森林の香りの源といわれる成分フィトンチッドが含まれているので、室内にいながら森林浴の効果を得られることができます。四季のある日本では、室内にいても気になる乾燥や湿気ですが、和室は心身ともに快適に過ごすことのできる空間となってくれるのです。
■防音効果
お子さんが小さいうちはバタバタと遊びまわる音が気になってしまいますよね。和室の場合、畳には空気が多く含まれています。空気の層は音を吸収する作用があるので、元気いっぱいのお子さんの遊び場所として、和室は最適な空間となるでしょう。また、クッション性があるのでお年寄りやお子さんが転んでケガをするリスクを軽減してくれます。
■機能性に長けている
何よりも和室のメリットと言えば、その用途の幅広さ。テーブルや椅子、ベッドなど、家具を固定で配置している洋室と違い、和室で使用する座卓や布団などは上げ下げが簡単なので、普段は押し入れに仕舞っておくことができます。意外と場所をとるアイロンがけや、洗濯物をたたむときにも広々と使うことができ、ちょっと一休みしたい時、すぐに横になれることも魅力ですよね。また、来客時には客間や宿泊部屋として活用できますし、将来的に同居を考えている方には、防音効果のある静かな和室は年老いたご両親の部屋としても最適です。
■和室にしかだせない落ち着いた雰囲気
日本の伝統を感じられる落ち着いた雰囲気の和室。1室、1スペースが和室になることで、お家の雰囲気も和みます。
■リラックス効果がある
畳の匂いには鎮静効果があるともいわれています。和室を採用したお客様の中にもソファでの昼寝では味わえない気持ちよさがあるといおっしゃっていました。
和室のデメリット
■なんといってもメンテナンスが大変
和室を設ける上での注意点は、毎日のお掃除方法。フローリングと同じように掃除機をかけるだけでは、清潔な和室を維持することができません。
細かい隙間が多く、湿気を吸収する畳は、ハウスダストやダニが発生しやすいリスクがあるため、1日1回は掃除機をかけ、雑巾で乾拭きをするなどのこまめな掃除や、3~4年に1度は裏返し、表替えをし、10年ほどで畳を新しくするなどメンテナンスが必要となります。
■重い物を置くとへこんでしまう。
椅子などを置いてしまうと安定感もなく、ボロボロになってしまいます。
■コーヒーなどをこぼすと拭き取る間もなく染み込んだり、シミが取れなくなる事もあります。
上記が和室のメリット、デメリットになります。
デメリットでメンテナンスが大変といいましたが、今は、目的に合わせた多種多様な畳があります。
消臭効果、抗菌機能のある、活性炭を使用した畳。断熱効果、防ダニ、遠赤外線効果などがある、竹炭畳。
マイナスイオンを放出する、天然イオン畳。
擦れや変色に強い化学素材を使用した畳は、水洗いをすることもできます。また、機能面だけでなく、デザイン性の高い、縁なしの正方形の畳や、カラー畳が流行になっていますし、畳の床暖房なども注目されているようです。
和室のタイプ
和室といっても、いろいろなタイプがあります。
- ●襖をあければリビングと一体型になる和室
●完全個室の和室
●リビングとの仕切りがないタタミスペース
など
弊社では、以下のような和室のタイプを採用しております。
リビング横にタタミスペースを作り、くつろぎながらテレビを見たり、家事をしたり、お昼寝ができるタイプ | |
襖をあけてLDK一体型として使用することもでき、来客の際は、襖を閉めて、1つの部屋としてもお使いいただけるタイプ | |
ワークスペースとしてもくつろぎスペースとしてもお使いいただけるタイプ |
上記のようにベスト・ハウジングは和室付きの間取りを建売住宅には多く採用してきましたが、「和室は必要ない」とのお客様の声や、最近の時代の傾向を考え、「和室にするか、洋室にするか。」悩んでも結論がでないお客様のためにも洋室として間取り作成をし、収納を押入れにして、将来的に和室にも変更可能な間取りを提案させて頂きました。
洋室にしたはいいものの、やっぱり和室が欲しかったな。。といった後悔がないように!将来まで考えた上で時代に合わせた家をつくるためにも最近の建売住宅には「洋室、和室変更可能」な間取りを反映させて頂いております。
今、お家購入を検討されている方の中で「和室は必要なのか。」お悩みの方がいらっしゃしましたら「洋室、和室変更可能」なお部屋を1室つくってみるのはいかがでしょうか。
まとめると
- ★和室のメリット、デメリットをおさえた上で、自分のライフスタイルにあっているかをまず考えること
★結論がでない!将来的には和室にしたい!とお考えの方は、洋室・和室変更可能な部屋を1室つくる
私たち、ベスト・ハウジングは、お客様のこだわりやライフサイクルにあわせたご提案ができる会社こそ土地探し・家づくりのベストパートナーであると考えます。
ベスト・ハウジングのご提案する家は1つではありません。ベストパートナーとして、お客様のこだわりをじっくりお聞きした上で今できるベストなカタチでご提案させていただきます。お悩み事、疑問等はお気軽にベスト・ハウジングにご相談ください。また、リフォームセンターの設立に伴い、建築前だけでなく建築後のアフターサービスも今まで以上にお気軽にご相談いただけます。
ベストな土地探し、ベストな家づくり、ベストライフをいっしょにはじめませんか?ベスト・ハウジングは、お客様が素敵なお家に出会えることを心からお祈りしております。
弊社の建売住宅には、和室を採用している物件も多数ございますので、注文住宅、リフォームをお考えの方でも是非、一度お気軽にご連絡ください。
和室を採用している物件のみをご案内させて頂く事も可能でございます。
お待ちしております♪